当店は自由が丘で一番の繁盛店を目指しています。

セラピストという仕事は技術力だけを追い求めていては良い施術者になれないと私は考えています。

直接お客様と相対する職業なので技術力はもちろんのこと、挨拶、感謝の心、謙虚さ、礼儀、言葉遣い、といった総合力（人間力）が大切です。

なぜそう思うようになったのかというと、なかった事には出来ない最低な過去が私にはあるからです

。

私は整体師になったばかりの頃ゴッドハンドへの憧れから技術ばかりを追い求めていました。

技術、技術、技術。

お客様の気持ちなんてどうでも良く、症状が取れたかばかり気にしていました。

症状を改善するにはある程度、施術の回数が必要なお客様もいるのですが、こんな人間性の私からは施術を受けたくないとお客様は思ったのでしょう。

２回目以降の来店はなく、結果、お客様の悩みを解決できない状態でした。

3年近く、そのような状態が続いたのち限界を感じた私は遅ればせながら接客面に意識が向くようになりました。

しかし、私が興味を持った接客は、お客様が笑顔になる接客ではなく会話テクニックで回数券を購入させる心理テクニックでした。

以前までは初回でお客様の来店が途絶えていましたが、整体師になり数年経ち技術力もそこそこあった私は、心理テクニックを覚えた事で営業成績が１位になりました。

劣等感が強かった当時の私はこの結果がすごく嬉しくて、回数券の購入率の高さが自分の誇りとなっていました。

しかし、回数券の購入率の高さと引き換えに、低評価の口コミも多く書かれるようになりました。

馬鹿だった私はなぜそんな低評価がつくのかわからず、頭がおかしいお客様に問題があるのだと責任転嫁してました。

そんな私をみかねて当時勤めていた会社の社長から、

初心にかえれ！お客様をしっかりみろ！いくら技術やコミュニケーション術があっても愛がなければ、お客様はついてこないよ！

そう耳にタコができるくらい言われ続け、自分のやってきた事の疎かさを少しずつ認識できるようになりました。

現在はそれからさらに3年近く経ち、自分のお店を持つまでになりました。

私は休みの日に同業他社の施術を受けに行く事があるのですが、症状ばかりみている整体師だったり、回数券を購入させる事しか考えていないセラピストによく出くわします。

うちで働くスタッフさんには昔の私のような最低なセラピストには絶対になって欲しくありません。

お金をはらってサービスを受けるお客様のことを考えると、そのようなサラピストを世の中に排出するべきではないと思ってます。

昨今は、参入障壁の低さから整体・リラクゼーション店が乱立しています。

お店を選べる選択肢が増えたのはお客様にとって素晴らしい事だと思うのですが、本気で症状を良くしたいと思う方にとっては逆にどこを選べばいいのかわからない悲惨な状態になっています。

そんな現在の整体・リラクゼーション業界で生き残っていくには『本物』しか生き残れません。

本物のセラピストというのが、冒頭で説明した技術力や正しい接客力があるだけでなく正しい人間性のあるセラピストだと私は考えています。

技術ばかりを追い求めている方や、お金を稼げればいいや！という方には当店は合いません。

しかし、技術という１点ではなく、整体師やセラピストとしての基礎を1からしっかり学びたい人にとっては、最高の環境を用意しています。

整体師・セラピストとして、ひと回りもふた回りも成長したいという方のご応募を心からお待ちしています。